松の内のお話
こんにちは。カスタマー開発事業部の植野です。
今年はコロナに影響されて、初詣にも行けなかった人も多いと思います。我が家はせめてもと、お正月飾りはきちんと飾りました!
さて、このお正月飾りですが、いつまで飾っておくものでしょうか?
お正月飾りは、松の内と呼ばれる間、飾っておきます。松の内は1月1日から15日までとなっておりましたが、江戸時代に7日までに短縮されました。しかしながら、関西方面ではまだ15日までを松の内と呼ぶなど、地方によっては意味合いが異なるようです。家によっても独特の風習を受け継いでいる場合もありますので、おうちの方に「いつ飾りを下すのか?」と聞いてみて下さいね。
降ろした正月飾りは袋に入れたり、新聞紙で包むなどして置いておき、14日に神社に持ち寄って焚き上げます。これをどんと祭(地方によって違い有)と呼び、この時の火にあたると一年間無病息災で過ごせるという言い伝えがあります。特に仙台の大崎八幡神社のどんと祭は有名ですね。私の家も毎年行っていましたが、今年はコロナのこともありますので、近所の神社にお願いしようかと思っています。
コロナの折に外出を呼び掛けるのもあれですが、せめて近所の小さな神社など、人が余り混まない場所に正月飾りを納めて、一年間の無病息災を祈ってはいかがでしょうか。
外出の際はぜひ、暖かくしてマスクを忘れずに、帰ったら直ぐにうがい手洗いもしてくださいね!
2021年1月8日