2020年11月11日
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※前回の記事からお読みください。→全身の健康は歯の健康から①
歯石を発生させないためには「いかに歯垢の状態で除去するか」ということが大事になってきます。だけど、歯と歯の間や親知らず、歯の生え方にも個人差があるので、歯磨きだけで歯石を100%落とすことは難しい…。そこで使いたいのが「補助用具」です。
例えば食器を洗う時、細長いグラスや水筒を洗う時は普通のスポンジではなく、専用の柄のついたブラシを使いませんか?それと同じように、歯の磨き方にも工夫が必要なのです。
補助用具には、デンタルフロス、歯間ブラシ、ワンタクトブラシ、インタースペースブラシなどがあります。自分に合った部分的に磨ける補助用具と歯ブラシをセットで使うようにしましょう。
実は私、補助用具は使わない方が良いのでは?と考えていました。歯間ブラシをすると高確率で出血するんですよね…これをSさんに言ったところ、衝撃の事実。
「もしかしたら歯間ブラシの使い方が合っていないのかもしれないね」
歯間ブラシって、単純に歯の間に入れて動かすだけじゃないのか…
歯と歯の間を清掃する道具でサイズは4S〜Lサイズまで幅広くあります。
若い人は4Sがギリギリ入る人もいますが、まずはフロスや糸ようじのように使用することが多いです。何故なら歯肉が下がっていない場合が多いので健康的な状態だと歯間ブラシが入らないからです!
無理して通すと、歯茎が痛んだり、歯間ブラシに隙間が出来てしまう可能性もあるので注意が必要です。成人の方は、被せ物(銀歯や差し歯、ブリッジ)が入っている方も多いと思います。特にブリッジは真ん中の欠損を両隣の歯を使って橋渡しにした被せ物になります。真ん中の欠損の部分に汚れが溜まりやすいので、歯間ブラシの使用が重要です。サイズは病院の先生に聞いてもいいですよ!
歯間ブラシを使うときの注意点ですが、自分に合ったサイズはもちろん、通し方も歯茎を下げないためにも重要です。歯間ブラシを通す時に歯茎に向かって通してはいけません!下の歯はやや上に向けて通す。上の歯は逆にやや下に向けて通す。歯茎に向けて通すことは、歯茎を歯間ブラシで押し下げていることになり、これも歯肉退縮の原因になります。通したら前後に優しく動かして汚れを落としてください。
汚れがついたブラシは流水下で洗い、綺麗な状態で次の歯と歯の間に使いましょう!使った後は水気を切って乾燥させると良いです。毛が短くなって来たら交換の時期ですよ。
取材の最後に、どうして歯の健康にそんなに気を使えるの?と聞きました。
「自分を好きでいるために、かなぁ」
めちゃくちゃ素敵な返答~!グサッと心に刺さりました。
まずは、自分の歯の状態を知るためにお医者さんに診てもらいましょう!そこから予防を始めて、いつまでも自分の歯で食事が出来るようにしていきたいですね。
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