2021年2月26日
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こんにちは。健幸広場をご覧いただき、ありがとうございます。今回は私室井がお送りします。さて、今回、私達フローラが “ 睡眠 ”になぜ、着目したのかをご紹介させていただければと思います。今回は、少し難しい内容も含まれておりますので、お時間に余裕がある時にでもご覧いただければ幸いです。
近年、個人はもちろんの事、企業や団体、政府までが『幸せとは何か』を問い直し、幸福を再定義し再追及する時代へと変わって参りました。つまり、これはQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の再追及です。QOLは、狭義では医療の世界で使われていますが、広義には仕事や住環境、趣味など幸せに関連するすべての充実度合いに使用されています。ハッピー経営や幸福経営など『企業は人々に幸福を提供する』という理念を掲げ、それを実践することが大切とされてきました。また、社内や従業員の幸福度にも目を向けることが必要とされています。これらの背景には、資本主義を掲げてきた先進国の成熟と医療や脳科学、ITの進歩が関係しています。今までに比べれば、経済発展によりモノが溢れ、人々は幸福になり平均寿命は延びました。しかし、これらは本当に『幸せになった』と言えるのでしょうか。豊かになったことで、効率が高まり時間に余裕ができましたが、その先には何があるのかと、近年見直しが始まっています。これらを背景に、皆さまの幸福が実感できるように、少しでもお手伝いできればと考えています。
1.なぜ、睡眠なのか
2.枕の販売をはじめた理由
3.最後に...
『未病』とはまだ病気とは言えないが、病気に向かいつつある状態の事を指します。自覚はありませんが、検査結果であまりよくない数字が出ている状態、自覚はあるが検査結果では異状が見つからない状態の両方を含みます。メタボリックシンドローム、フレイルなどの流行語を含む『未病シンドローム』ともいうべき状況がもうすぐやってきます。さらには、年々増大する医療費問題もあります。2025年には、団塊の世代(1947年~1949年生まれ)が後期高齢者(75歳以上)になり日本人の4人に1人が後期高齢者という、超後期高齢化社会が到来すると考えられています。このとき、医療費は58兆円になるとみられており、過去最高と言われた2018年の税収ですら60兆円であったことから、医療費が税収とほぼ同じになるという異常事態が発生します。こうした中で、私達フローラができることである、食を通じての健康促進だけでなく、睡眠についてもできる範囲内で、情報の提供及びサービスの提供を行うことで健幸を訴求していきたいと考えました。
日本は、OECD(経済協力開発機構)に加盟する33ヵ国中、とびぬけて睡眠不足の国とされています。OECDが調べた生活時間調査(2019年版)で日本は睡眠時間の短さで1位となっています。33ヵ国の睡眠平均時間よりも1時間も少なかったという結果も出ています。睡眠の質は経済に大きな影響を与えるとされており、非営利団体RAND Europeが日本の睡眠時間に基づき経済損失を試算したところ、2030年に16.9兆円になるという結果を発表しています。この試算は、睡眠不足の人が仕事を休むことによる損失、出向いても仕事がはかどらないことによる損失、睡眠時間の短い人の死亡率の高さなどに基づいて発表されたものです。十分な時間、良い睡眠が取れれば生産性の向上が望めます。そのため、私たちは睡眠の質・量を改善を促すことを目的とし、枕や快眠グッズにこだわり自分に合った枕選びが出来るようにと、販売を始めました。今後、それ以外においても、睡眠を改善する機能性表示食品やサプリメントなど情報発信を独自の検証結果を含めて行っていきたいと考えています。
フローラでは、お客様の健康に関する情報だけでなく睡眠にまつわるお話も募集しております。未来の、医療費問題や後期高齢化社会に関する問題を皆さまと一緒に考えていければと考えています。お客様からの情報提供をお待ちしております。
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