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【体にいい食材③】お茶を生活に取り入れよう!

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こんにちは。健幸広場スタッフの植野です。だいぶ暑さを感じる日々になってきましたね。熱中症予防の為にも、水分補給が大事な季節になりました。皆さん、水分をこまめに摂っていますか?

さて、今回は「お茶」についてお話してみたいと思います。「お茶」と聞いて皆さんが思い浮かべるものは何でしょうか。9割くらいの人は、緑色の緑茶(日本茶)を思い浮かべたのではないかと思います。「茶」とは、チャノキという植物の葉や茎を加工した物の事ですが、チャノキではないもの、例えばチャノキ以外の植物(葉、茎、花弁、根、果実など)やキノコ、動物の加工品なども○○茶と称してお茶と呼ばれることもあります。分かりやすいのは、夏によく飲まれる麦茶やハト麦茶、お蕎麦屋さんで良く出てくるそば茶。昆布茶などもこれにあたります。要するに、チャノキの葉や茎で出来ているものと、それ以外に分けることが出来ます。

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目次

1、お茶の歴史

2、お茶の栄養

3、お茶の美味しい飲み方

4、お茶を日々の生活に

5、終わりに

お茶の歴史

お茶の歴史は古く、一説には紀元前にはもう利用されていたという記述もあるそうです。原産地も諸説あり、中国近辺がお茶の原産地ではないかという説もありますが、諸説分かれているそうです。チャノキは熱帯や亜熱帯で栽培されていますが、寒さに強いので、中国や日本、イラン、グルジア、トルコのほか、インドのスリランカやダージリンでも作られています。

スリランカやダージリンと聞いて、紅茶を思い出したあなた。正解です。紅茶と呼ばれる茶葉は緑茶と同じチャノキの葉から作られます。違いは、発酵させるか、させないかです。発酵させたものが紅茶となり、発酵させないものが緑茶になります。お茶には発酵の度合いや処理の仕方によっていくつか種類があり、緑茶の他、白茶、黄茶、黒茶、烏龍茶、紅茶、花茶……と別れます。色の名前がついているんですね。このうち、白茶や黄茶は希少なお茶だそうなので、あまり日本でも一般的ではないようです。烏龍茶は今ではどこでも手に入るものですね。黒茶はプーアル茶、花茶は茶に花で香りをつけたもので、ジャスミンティーなどが代表的です。

日本にお茶が入ってきたのは、遣唐使が種や苗木を持ち帰ってからの事になります。仏教で有名な空海もお茶を飲んでいたと伝わっています。チャノキは収穫できるようになるまで3年、新しく種子をつけるのに4年から12年と言われ、100年ぐらいは栽培可能だそうです。現在、生産一位は静岡、二位は鹿児島、三位は三重で、いずれもお茶の名産地として名前を冠したお茶があります。

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お茶の栄養

お茶の栄養成分として有名なのが、カテキンやカフェインでしょうか。その他、お茶にはテアニンやビタミンC もあります。

カフェインには覚醒作用、強心作用、脂肪酸増加作用、呼吸量の増加や発熱作用増加による皮下脂肪燃焼効果、脳細動脈収縮作用や利尿作用もあるとされています。このため、摂りすぎると覚醒作用により眠れない、利尿作用により水分不足になる恐れもあるのですが、健康な成人であれば一日5杯ぐらいは問題が無いそうです。

テアニンにはリラックス効果、抗ストレス効果、睡眠の質を良くする、月経前症候群(PMS)の軽減、認知や気分の改善に効果があるとされています。

タンニン(カテキン)には血圧上昇抑制、血中コレステロールの調整、血糖値の調整、抗酸化、廊下の抑制が期待できます。最近はこの効能を積極的に取り入れて、高濃度カテキンなどと謳っているお茶もありますね。

また、妊娠中の胎児の発育に欠かせないとされる葉酸も含まれていますが、過剰に摂取すると逆に吸収を妨げることもあるので、やはり飲みすぎは良くないようです。

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お茶の美味しい飲み方

お茶の美味しい飲み方ですが、今回はもうすぐ夏ということで、水出し緑茶をご紹介します。

☆1リットルの水

☆お好みの茶葉10g~15g(お茶パックに入れると良い)

お茶を作る冷水ポットに茶葉を入れ、水をゆっくりと入れます。そのまま4時間~6時間程度おいておくだけ。とても簡単ですね。寝る前に準備しておくと、次の日の朝から飲めてしまいます。お茶の量は好みで増減してください。また、出来上がったら茶葉を取り出した方が、渋みなどが余計に出ないのでお勧めです。

もっとおいしい冷たいお茶を飲みたいあなた。急須に5~6グラムの茶葉を敷き詰め、そこに氷を入れます。そのまま、氷が解けるのを待ち、3時間ぐらいしてから飲むと、もっとおいしい冷茶が出来るそうなので、暑い日にはぜひお試しください。

水出し緑茶はカフェインが少なくて、アミノ酸であるテアニンが多いので、温かいお茶よりも渋みが少なく甘みが際立ちます。また、熱に弱いビタミンCも壊れないので、肌のコンディションにも良さそうですね。その他、エピガロカテキンがおおいので、免疫力も高めるのだとか。茶葉お好みで大丈夫ですが、深蒸し茶と呼ばれるものがお勧めだそうです。

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お茶を日々の生活に

上記のようにお茶には体にいい成分がたくさん入っています。ぜひ、日々の飲み物としてだけでなく、もっと色々取り入れたいものです。例えば、お茶を入れた後の茶殻を水を切って乾燥させ、天ぷらの衣などに混ぜる、塩と一緒におにぎりに使う、乾燥させずにマヨネーズに混ぜるなど、茶殻も食べられます。ご飯を炊く時にお茶を使えば茶飯が炊けますし、もっと簡単にお茶漬けに美味しいお茶を使ってみるのも良いでしょう。

その他、紅茶でうがいをすると風邪の予防になると言われているのを御存じでしょうか。お茶には抗菌作用があるので、冷ましたお茶でうがいをすることで風邪の予防になるそうです。あるお医者さんは、うがいの代わりにこまめにお茶を飲むそうです。菌はお茶と一緒に胃に入り、胃酸で溶けてしまうのだとか。熱いお茶なら体を温める効果もあるので、免疫アップが期待できますね。

他には、冷凍庫で使う氷をお茶で作れば、冷たいお茶に氷を入れた時に薄まらなくて済みます。また、お茶のメーカーのホームページでは、様々なお茶を使った料理のレシピが公開されていますので、ぜひ気になる人は探してみて下さい。

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終わりに

お茶はいつでも気軽に飲めるドリンクです。今回は特に緑茶にフォーカスしましたが、種類もたくさんあり、烏龍茶や紅茶のように様々な茶が飲まれています。ほうじ茶は高温で焙煎するのでカフェインが少ないとか、べにふうきと呼ばれるお茶は花粉症の抑制に効果があるとか、様々な効能のあるお茶。ぜひ日々の生活に上手に取り入れて、美味しいお茶を味わってください。

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