2021年12月18日
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皆さん、血圧チェックはしていますか?
私はまだまだ正常値だから大丈夫…まだ若いから大丈夫…そんなつぶやきも聞こえてきますが、自覚症状があまりないのが血圧の怖いところです。気がついたら高血圧になりかかっていた…なんてことも。また、冬は高血圧に注意が必要な季節です。今回は、そんな血圧について調べてみました。
1、血圧とは
2、高血圧とは
3、冬に高血圧が危険な理由
4、血圧を下げるには
5、まとめ
血圧。文字通り、血の圧力です。心臓が動くことにより、全身に血が巡っていきますが、この時の血管にかかる圧力のことを指し、心臓が縮んだ時が最高血圧、心臓が膨らんだ時が最低血圧と呼ばれます。
血圧を測った時に「上」「下」と表示されるのを見たことがあると思いますが、上が最高血圧、下が最低血圧です。基準値は上が135、下が85未満とされています。但し病院や検診の際、どうしても緊張して数値が上がってしまう人がいます。「白衣性高血圧症」ともいわれる症状です。これを見極めるためには、家庭でも定期的に血圧を測るのが良いとされています。
高血圧とは、慢性的に正常値よりも高い数値になっている状態を言います。高血圧は血管に余分な圧力がかかっている状態ですから、血管に大きな負担を掛けます。血管を傷つける、柔軟性が失われて固くなるなど、血管に様々な不具合が生じ、動脈硬化などの病気の引き金になります。
冬は言うまでもなく寒い季節です。外気が寒い時、誰でも背中を丸めたりして縮こまりますよね。あれと同じことが体内でも起こります。体温を逃がさないために血管が収縮し、その結果として血圧も上がりやすくなるのです。また、忘年会や新年会で飲酒したり、塩分多めの食事が増えたりもします。積極的な運動も減るので、運動不足から体重が増える、汗をかかないなど、血圧が上がる原因が多くなります。
ここ数年で話題に上がる様になってきたのが、「ヒートショック」。ニュースや情報番組などで聞いた方もあるのではないでしょうか。脱衣場と風呂場の温度差や、部屋とトイレの温度差など、暖房のある部屋とそれ以外の部屋の温度差により、血圧が急に変動して、体調を崩してしまう現象です。脳内出血、心筋梗塞などの重大な疾患を引き起こす原因ともなります。部屋の寒暖差が原因ですので、やはり冬場が危険と言われています。
対策としては、部屋の温度差をなるべく均一にし、トイレや脱衣場にも簡易的な暖房を設置する、お風呂場はお湯をためる際に蓋をしないでおくか、入る前にシャワーで風呂場全体を温めるなどが良いそうです。
血圧を下げるには、以下のような方法が良いとされています。
➀ ウォーキングやストレッチなどの有酸素運動
運動は血流を良くするので効果的です。
➁ 炭水化物の摂取を減らす、カリウム、カルシウム、マグネシウム、食物繊維、たんぱく質の摂取を増やす
たんぱく質は野菜、果物、海藻類、大豆製品などが良。
ミネラルは必須です。
➂ 緑茶を飲む
緑茶に含まれるGABAやカテキンに血圧を下げる効果が報告されています。
温かい飲み物で身体を温めるのも◎。
➃ 深呼吸やゆったりとした腹式呼吸で自律神経を整える
自律神経を整える事で、色々な事に良い効果が。免疫も上がります。
➄ 良質な睡眠をとる
GABAが睡眠の質を良くする事でも知られています。早寝早起きもポイント。
などなど。 また、せっかく始めた対策も三日坊主では効果が出ません。ぜひ、長く続けてみて下さいね。
高血圧は身体に悪い、とよく言われますが、冬場は特に気を付けないといけない季節です。高血圧は高齢者の方に多いので、自分の体をいたわると同時に、是非家族の方の血圧も気にかけてあげてください。家庭用の血圧計を用意して、定期的に計ってみるのもいいのではないでしょうか。また、ヒートショックはくれぐれもお気をつけて。ちょっとした対策で防ぐことが出来ます。家族全員で、元気に冬を乗り切りましょう!
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