フローラメモリアルホール

スタッフブログ

STAFF BLOG

初ブログ。

本日、12月17日(日)のブログを担当致します。福島ユニット、原町フローレンス所属の佐藤篤です。初のブログになりますので大目に見ていただければ幸いです。

初のブログ執筆ということで何を題材に書こうかとても迷ったのですが、自分の前職でもあります介護職の話を題材にしたいなと決めました。自分の今の仕事にも大きく繋がっていることであると考え選びました。

自分は株式会社フローラに就職する前までは今のフローレンス(花の仕事)とは全く別の仕事である介護施設に勤務しておりました。それは郡山にある1日型のデイサービス施設でした。リハビリ型のデイサービスになります。南相馬とは少し離れた慣れない郡山の一人暮らしでしたが、有意義な経験・体験をさせて頂き人として大きく成長できたと思っています。様々な人との出会い、悲しい別れもあったのですがその一つ一つが宝物のような日々でした。(野宿もあり、会社での居候生活もありました)

その施設は全国の介護事業者様や会社の社長様が見学に来て下さるような事業所だったんです。そこで自分は介護職をしてました。

仕事の内容とすれば柔道整復師や理学療法士・作業療法士、看護師さん、調理師さんと連携しながら利用者様の生活の補助をしながらマシンオペレーション、リハビリ療法、入浴介助、おやつや食事、レクリエーションなどなど・・・第一に利用者様の交流を大事に大切にし「介護」の精神ならぬ「敬護」の精神をもって業務にあたっておりました。

利用者様を自分の家族のように想い、敬い安寧な生活を送っていただける様に何ができるか行動していました。勿論、介護の基本の理念である、「本人の自立を促す、本来の力を引き出す」という精神も大切にしながら。

特に自分が心に残っているものは「入浴介助」です。とても尊い仕事です。

「入浴」は一見、簡単な作業に思えますが、何らかの理由でご自宅でお風呂に入ることのできない利用者様にとっては近くても遠いような行為なんだと思います。自分が利用者様の入浴に携わらせて頂いた後の「ありがとう」の言葉は忘れることができません。利用者様の性格やこだわりに配慮し、安心安全に気を配ることに必死でした。利用者様の命を預かっているいるのでそれは当然のことなのかもしれません。

そんな日々の中で学んだことの1つが準備の大切さになります。夜、眠る前には明日の仕事のシミュレーションをしてました。ですが、不思議なことに自分の思った通りに物事が進んだことはほとんどありません。いつも何らかの予想外のことが起こってくるからです。

予想外のことは毎日起こるのですが、「準備」をした上での「予想外」と準備をしなかった中での「予想外」は同じようにも思えますが、全く別のように思えるのです。それは後悔するかしないかの差なのかもしれません。だからこそ「準備」は気持ちの面で大切なことなのだと思います。

この準備の大切さは今、この仕事をする中に於いて大きく役に立っています。介護の経験が生きています。お世話になった周囲の方々に感謝です。初のブログでした。駄文を失礼致しました。


スタッフブログ メモリアルホール南相馬

2023年12月17日