フローラメモリアルホール

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今日は春彼岸

こんにちは、第1フューネラル部所属の山本裕未です。

皆さんはご先祖様のお墓参りはいかれましたか?
実はインドや中国など世界を見ても「お彼岸にお墓参りをする」という文化があるのは日本だけなのだそうです。

それは、元々農耕民族であった日本人には仏教が伝来する前から先祖供養と自然に感謝する習慣がありました。

自然への信仰と先祖供養が仏教の「彼岸=極楽浄土」の教えと結びつき、春分・秋分の日を中心にご先祖様の供養をお彼岸に行うようになったとされています。お彼岸にお墓参りをする文化には、「生かされていることへの感謝」「ご先祖様への感謝」をする大切な節目と捉えた日本独自の価値観が大きく息づいているんですね。

ここ1週間、私たちは春彼岸に向けた彼岸の花束の作成やお届けで忙しい日々でした。お墓に飾られている花束を目にすると、「ああっ、あの花束はあそこで売ってたものかなぁ。あれはフローラの花束だなぁ。」と職業病的な思いが頭をめぐりました。

もともとお花を供えるとはお釈迦さまが仏さまになる前、前世で修行していた時のこと。燃灯仏(ねんとうぶつ)という仏さまに会うことができたので何かご供養したいと思い、近くにいた花売りの女性から五茎の青蓮華(しょうれんげ)というお花を買ってご供養したという、お花をお供えするはじまりだそうなんです。「仏さまに美しいものをお供えし、仏さまをお飾りする」、「お供えする人の心を穏やかにする」といった理由も聞かれ、人それぞれの解釈があると言っても良いのかもしれません。

年に3回 春、秋のお彼岸、お盆の時期に私たちはお客様皆様に花束をご紹介し、販売・お届けをいたします。仏さまを大切に思うお気持ちにお役に立てればと思う今日のお彼岸でした。


メモリアルホール相馬

2018年3月21日